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2週間ぶりにこんにちは。
土日も通関、アクセス・ジャパンのつぶやき投稿第36回です。
物流、時事ネタ、気になる出来事等を弊社の社員がつらつらと書き連ねました。
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数の子
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日本に多大な影響をもたらしたコロナウィルス。
それに伴い街中ではマスクが品薄になり買占めが大きな問題となりました。
そんな買い占め問題が以前にもあり、会社が倒産したり社名に傷がついたりする大事件がありました。
それは、1980(昭和55)年の「カズノコ買い占め事件」です。
カズノコといえば、正月のおせち料理には欠かせない食べ物。
ニシンの卵を原料にするカズノコは「黄色いダイヤ」とも呼ばれる高級品です。
カズノコが高級品となる理由は、漁期が短いことです。多くはカナダやアラスカで取れますが、
だいたい3月から4月までの1か月間しか漁ができず、そして、取り扱う水産会社にとってもリスクの高い商品です。
春ごろに取って加工し貯蔵できるにもかかわらず、売れるのは年末の1か月ぐらいしかないからです。
カズノコは市場価格はもちろん、為替も影響し仕入れたときよりも円高であれば、その分利益も増えます。
買占め事件が起きたのは1970年代後半の円高が進んでいる時期、ある会社が事件前年の1979(昭和54)年に
例年通り利益が得られるだろうと考えて例年通り大量のカズノコを買い付けていました。
ところが、1979年は思ったほど為替相場が円高にならず、在庫を放出すればダメージを食い止められますが、
カズノコの価格は暴落して業界全体に影響が出てしまう為、卸の時期になっても在庫を売らず、年末が近づき価格が上がるのを待つことにした結果、
今度は市場への供給量が減り価格は高騰に転じます。
その結果多くの人は買わず、「今年は高いから諦めよう」と思ったのです。
この予想だにしなかった「カズノコ離れ」によって、大量の在庫を抱えた子会社は経営が悪化し、倒産してしまいました。
(2020.06.24 アクセス・ジャパン株式会社 Y.O.)
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一匹オオカミ
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在宅勤務を始めて1ヶ月が過ぎました。
出勤していないため、孤立感はありますね。
事務所内や外出した際の雑談などなど...
メンタル面で若干の悪影響が生じているかなっていう感じです。
また、かたい椅子に長時間座っているためおしりが痛くなるので
クッションを敷いたがあまり効き目がないですね。
けっこう集中力をUPして書類作成をしてます。
なるべく出勤者の手をわずらわすことなく作成漏れやミスのないように。
メリットも結構あるので不満度は高くない感じです。
1匹オオカミに慣れていこうと思います。
(2020.06.24 アクセス・ジャパン株式会社 T.N.)
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航空会社
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米航空大手3社は新型コロナウイルスの世界的大流行の影響により、
大規模な希望退職或いは早期退職の募集を行っていることを明らかにし、
アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の3社合計で約10万人の
従業員が自発的な一時帰休や早期退職を受け入れたと表明しました。
米国のコロナウイルス支援・救済・経済保障法(CARES法)に基づき
政府の支援を受けている国内航空会社は今年10月1日まで強制的な解雇や
減給を禁じられているそうですが、その後について各社は従業員数にまだ人員
に余剰がある場合は強制的な削減があるかもしれないと警告しているそうです。
多くの従業員を一斉に一時帰休させれば事業回復がほぼ不可能になってしまう。
その一方で訓練に時間とお金がかかるパイロットを中心に需要回復を見据えて
最低限の従業員数も維持する必要もあるようで「事業環境の厳しさはいくら強調
してもし過ぎることはない。当面その状況が続く」と航空会社の関係者が述べた
通り、今後の新型コロナウイルスの状況次第では更に厳しい選択を迫られる
事になりそうですね。
(2020.06.24 アクセス・ジャパン株式会社 A.A.)
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媽祖
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世界三大宗教イベント 台湾媽祖の巡礼「三月瘋媽祖」(サンユェ・フォン・マーズー)
アメリカのメディア関連企業のディスカバリー・コミュニケーションズが、
「バチカンのクリスマスミサ」、「メッカのハッジ」と並び、「台湾の媽祖巡礼」を世界三大宗教イベントとしたのもうなずけます。
これらは国連教育科学文化機関(UNESCO)の「無形文化遺産」にも登録されています。
媽祖(マーズー)は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神です。
その昔、開拓民として多くの人々が中国の南大陸から台湾島へ移住しました。
人々は、媽祖を祀って航海の安全を祈り、同島へ無事到着したことに感謝して、島内に媽祖の廟祠を建てました。
媽祖は広く信奉され、今では、台湾で最も親しまれている神様のひとつです。
毎年旧暦3月23日は“媽祖”の誕生日とされ、台湾全土の媽祖廟では盛大なお祭りが開催されます。
今年はコロナウイルスの影響で、6月11日の子時(午後11時)よりスタートします。
往年の大甲媽祖の8泊9日にわたる巡礼活動で、参加者約40万人、
今年は縮小ですが、ネット上8泊9日全ての実況ライブ放送されました。
(2020.06.24 アクセス・ジャパン株式会社 T.C.)
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卵
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恐竜の化石は世界で1千種類以上が報告されているのに
卵の化石があまり見つからないのはなぜか?
そんな長年の謎を解く論文が17日付の科学誌ネイチャーに発表されました。
初期の恐竜の卵はウミガメの卵のように軟らかく、鳥のような硬い殻を持っていなかった為、
化石として残りにくかったと見られているようです。
遥か大昔の事が少しづつですが色々と発見される人類の熱意に感動を覚えずにはいられませんでした。
また恐竜はそれだけの魅力のある生き物だという事を改めて認識しました。
(2020.06.24 アクセス・ジャパン株式会社 H.M.)